キンペコとインペリアルゼブラプレコの稚魚を保護してから日が経ち、ヨークサック(卵黄嚢)がだいぶ小さくなってきました。そろそろ自力で餌を食べられる段階です。稚魚の最初の餌といえばブラインシュリンプ(アルテミア)——そのためにも、まず隔離環境を整えようと思い、ニチドウ ベビーボックス・プラスを購入しました。
ベビーボックス・プラスとは?
日本動物薬品(ニチドウ)が販売する産卵・隔離ボックスです。水槽の内側に掛けて使うタイプで、親魚と稚魚を物理的に隔離しながら、本水槽の水が循環するため水質が安定するのが特徴です。
通常の隔離ボックスと違い、「プラス」の最大の特徴はその底面の構造にあります。ブラインシュリンプなどの微小な餌が横から流れ出てしまわず、底に沈んで残る設計になっています。稚魚が食べ切るまで餌がとどまってくれるので、給餌の無駄がありません。
- タイプ:水槽内掛け式 産卵・隔離ボックス
- メーカー:日本動物薬品(ニチドウ)
- 特徴:底面構造でブラインシュリンプが逃げない・本水槽の水が循環して水質安定・仕切り板で産卵ボックスと稚魚育成ボックスに分割可能
- 対応魚種:グッピー・メダカ・プレコなど小型魚全般の稚魚育成に
グッピーやメダカ向けの商品として知られていますが


使ってみたら即追加注文
実際に使ってみると、これが本当に良かった。
以前使っていた隔離ケースでブラインシュリンプを与えると、細かいシュリンプが横のスリットからどんどん出ていってしまい、稚魚が食べられているのかどうかも怪しい状況でした。稚魚が口をパクパクさせても、肝心の餌がどこかへ流れていってしまっては意味がありません。
ベビーボックス・プラスに変えてからは、ブラインシュリンプをスポイトで落とすと底にしっかり沈んで残ってくれます。稚魚たちが底に降りてきてシュリンプをパクパク食べている様子がはっきり確認できるようになりました。「ちゃんと食べているんだ」という安心感が全然違います。
あまりにも使い勝手が良かったので、すぐに追加注文してしまいました。稚魚の数が増えてきたときや、種類ごとに分けて管理したいときにも複数あると重宝します。

ヨークサックが小さくなってきたら準備を
孵化したての稚魚はヨークサック(卵黄嚢)の栄養で数日生きられますが、それが小さくなってきたらいよいよ自力採餌の開始です。このタイミングを逃さずブラインシュリンプを与えることが、稚魚生存率を大きく左右します。
ブラインシュリンプは孵化させてから与えるのが基本ですが、稚魚の口サイズに合った小さな個体を与えることも重要です。プレコの稚魚は底付近で生活するため、底に沈む餌が効果的——そういう意味でもベビーボックス・プラスの底面設計は理にかなっています。

稚魚たちの様子もあわせてアップしていきます。
おわりに
稚魚を育てるうえで道具選びは意外と重要で、「隔離できれば何でもいい」というわけにはいきません。餌の食べ残し・流出が多ければ水質悪化にもつながります。ベビーボックス・プラスはその点で非常によく考えられた製品だと感じました。プレコの稚魚育成で隔離ケースを探している方にはぜひおすすめしたい一品です。


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